Webのアクセス分析を報告してこない理由

Webのアクセス分析とは何か?、どんなデータが参照できるのか?、についてまず話をします。

分析ツールとしては様々なツールがありますが、その内容や費用の面(無料)から、「GoogleAnalytics」が最適だと思います。
但し、このかなりGoogleAnalyticsは、多機能ですので、全てについて使いこなし、説明することはかなり難しいですし、そこまではまず必要ありません。

その上で、まずチェックして欲しいのは、

  • アクセス数(基本的には直近1ヶ月、毎月定期的にデータを取得して比較する)
  • アクセスの区分(検索か、リンクか、ダイレクト(お気に入り)か)
  • リンクからのアクセスの場合は、そのリンク元
  • デバイスの種類(特に、スマートフォンからの比率に注目)

くらいです。
少なくともこれらのデータを毎月観察したいものです。

ここで、重要なことは過去のデータと比較して、直近はどうであったか?を、仮説を以って検証・分析することです。
(詳しくは、またの機会にでも書きます)

さて、このように、アクセス状況の分析は非常に重要なものですが、ホームページ作成業者の多くはその状況をお客様にレポートしていません。
それは、何故でしょうか?
ざっと、その理由を考えてみました。

1)アクセス分析の重要性を軽視している
  * 分析の仕方を知らない、説明できない
  * 次のストーリーがない
2)金にならない、面倒くさい
3)分析結果が芳しくない
  * 良い状況なら知らせてくるはず

このような業者から、建設的な次の提案が出てくることはまずないでしょう。
通常の業者は作って終わり。
都度の更新も言われて対応するだけ。
仕事が欲しい時だけ、営業してくる。
次の提案(例えば、スマホ対応)をしてこない業者に任せて、あなたはタイミングを逸するのを待ちますか?